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津市や鈴鹿市エリア対応|足場工事の流れと安全対策を専門業者が解説

津市や鈴鹿市で足場工事をご検討の皆様、適切な工事手順と安全対策について詳しくご存知でしょうか。建設現場において足場は作業員の安全確保と工事品質向上に欠かせない重要な設備です。株式会社田中工業は三重県松阪市を拠点に、津市、鈴鹿市をはじめとする三重県全域で足場工事一式を手がけており、長年の経験と専門知識を活かした安全で確実な施工を提供しております。本記事では、足場工事の詳細な流れと労働安全衛生法に基づく安全対策について、専門業者の視点から詳しく解説いたします。

足場工事の基本的な流れ

足場工事は単純な組立作業ではなく、綿密な計画と段階的な施工が必要な専門工事です。津市や鈴鹿市などの住宅密集地では、特に近隣への配慮と安全性を重視した工事手順が求められます。適切な流れに沿った施工により、安全で効率的な足場設置が実現されます。
 

初期段階:問い合わせから現地調査まで

お問い合わせ

内容:電話、FAX、メールによる初回相談

必要情報:工事概要、建物規模、希望工期

対応時間:迅速な回答と概算見積もり

現地調査

調査項目:施工範囲、立地条件、近隣状況

確認事項:資材搬入経路、敷地条件

打合せ:工期、工程、施工内容の詳細

 

見積もりから契約まで

現地調査の結果を基に、詳細な見積書を作成いたします。津市や鈴鹿市エリアの地域特性を考慮し、適正価格での施工プランをご提案します。見積内容にご納得いただけましたら、施工日程を調整し正式契約となります。
 

重要
足場工事では躯体図面や敷地図面があることで、より詳細で正確な見積もりを提出できます。図面をお持ちの場合は、現地調査時にご用意いただくことをお勧めします。

 

足場の組立工程と施工手順

実際の足場組立は、事前準備から完成検査まで段階的に進められます。各工程において労働安全衛生法に基づく安全対策を徹底し、品質と安全性を両立した施工を行います。津市や鈴鹿市などの住宅地では、特に近隣住民への配慮を重視した作業が必要です。
 

事前準備と資材搬入

施工開始前に、足場施工責任者が現場の特徴や材料の特性を活かした仮設計画図を作成します。この計画図により現場でのロスを省き、作業時間の短縮と工程管理の最適化を図ります。また、足場施工スタッフと足場使用者、現場近隣との連携を円滑にする重要な役割も果たします。
 

組立作業の詳細工程

基礎設置

地盤確認:設置面の水平・強度確認

ベース設置:調整型ベースプレートの配置

水準調整:レベル調整と固定

建枠組立

建枠設置:垂直性確保と固定

筋交い取付:水平剛性の確保

布枠設置:作業床の基盤構築

安全設備設置

作業床:足場板の適切な配置

手すり:二段手すりと幅木設置

養生シート:飛散防止対策

「参照:一般社団法人 仮設工業会」
 

 

労働安全衛生法に基づく安全対策

足場工事における安全対策は、労働安全衛生法によって厳格に定められています。建設業において墜落・転落災害が労働災害死亡者数の約26%を占めており、適切な安全対策の実施が生命を守る重要な要素となります。当社では法令遵守を徹底し、安全第一の施工を心がけております。
 

法定安全設備の設置基準

労働安全衛生規則第563条では、足場が高さ2m以上となる作業場所には、適切な条件を満たした作業床を設けることが義務付けられています。また、足場の種類に応じて手すりや桟を設け、墜落や転落を防止する措置が必要です。
 

作業床の要件

材料:十分な強度を有する材料

幅:40cm以上の床幅確保

隙間:3cm以下の隙間制限

固定:確実な固定方法

手すり設置基準

高さ:上端85cm以上、中桟35cm以上

構造:二段手すりの設置

幅木:つま先板の適切な配置

材質:十分な強度の確保

「参照:足場を利用する前に押さえておきたい労働安全衛生法」
 

定期点検と日常点検の実施

足場の安全性確保には、組立完了時の点検と日常的な点検が不可欠です。組立・変更時等の点検は、足場の組立て等作業主任者や元方安全衛生管理者など、十分な知識・経験を有する者が実施します。また、作業開始前の点検は職長等の責任者が毎日実施することが義務付けられています。
 

2024年4月施行の法改正と本足場義務化

2024年4月より建設現場での本足場使用が義務化されました。この法改正は、一側足場による墜落・転落災害の防止を目的としており、建築物外面からの幅が1m以上確保できる箇所では原則として本足場の設置が必要となります。津市や鈴鹿市エリアでの工事においても、この新基準に基づいた施工が求められます。
 

本足場と一側足場の違い

本足場

構造:建地を二列設置して組み立てる足場

安全性:手すり設置可能で高い安全性

作業性:広い作業面確保で効率的作業

適用:2024年4月より原則義務化

一側足場

構造:建地を一列設置して組み立てる足場

安全性:手すり設置義務なし

作業性:狭い作業面で制限的

適用:障害物等で困難な場合のみ

「参照:【2024年4月】本足場の義務化とは|安全DX技術紹介」
 

津市・鈴鹿市エリアでの適用状況

住宅密集地である津市や鈴鹿市エリアにおいても、敷地条件を考慮しながら可能な限り本足場の採用を推進しています。幅1m未満の箇所でも設置可能なタイプの足場を活用し、より多くの現場での安全対策強化を図っております。
 

法改正対応
当社では2024年4月の法改正に完全対応し、本足場を基本とした安全性の高い施工を提供しております。障害物等により本足場が困難な場合も、適切な安全対策を講じて施工いたします。

 

仮設工業会認定品の重要性

足場材の品質と安全性を確保するため、一般社団法人仮設工業会の認定基準を満たした材料の使用が重要です。認定品は厳格な試験をクリアした信頼性の高い製品であり、建設現場における事故防止に大きく貢献します。
 

認定システムと品質保証

仮設工業会の認定を受けた足場製品は、材質・強度・設置方法等に関する厳格な基準を満たしており、その品質と安全性が公的に保証されています。また、経年仮設機材管理基準適用工場での適切な管理により、長期間にわたって安全に使用することが可能です。
 

認定基準

強度試験:規定荷重での安全性確認

耐久性:繰り返し使用での品質維持

製造品質:一定基準の製造管理

安全性:労働災害防止への適合

適用工場制度

定期検査:材料の劣化状況確認

修理基準:適切な補修・交換

管理体制:品質管理責任者配置

記録保存:履歴管理の徹底

「参照:仮設工業会の足場の認定制度についてご紹介」
 

解体・撤去工程と完工検査

足場工事は組立だけでなく、解体・撤去工程も重要な作業です。適切な手順による解体作業と完工検査により、安全で確実な工事完了を実現します。津市や鈴鹿市エリアでは、解体時の騒音や粉塵対策にも十分な配慮を行います。
 

解体作業の安全手順

足場の解体は組立とは逆の手順で行い、常に安全性を確保しながら進めます。解体前の安全確認、作業員の安全装備確認、近隣への事前通知などを徹底し、事故のない解体作業を実施します。特に津市や鈴鹿市などの住宅地では、近隣住民への十分な配慮が必要です。
 

完工検査と引き渡し

すべての作業完了後、現場の清掃と安全確認を行います。お客様立ち会いのもと最終検査を実施し、ご満足いただける状態での引き渡しを行います。アフターサービスについてもご相談いただけますので、安心してお任せください。
 

専門業者による安全で確実な足場工事

津市や鈴鹿市で足場工事をお考えの際は、適切な工事手順と安全対策を徹底する専門業者への依頼が重要です。労働安全衛生法に基づく安全対策の実施、2024年4月施行の法改正への対応、仮設工業会認定品の使用など、多角的な視点からの工事管理が必要となります。
株式会社田中工業では、三重県全域での豊富な実績と専門知識を活かし、お客様のニーズに応じた最適な足場工事を提供しております。最新の法令に完全対応し、安全性を最優先とした高品質な施工により、お客様の工事を成功に導きます。
 

株式会社田中工業
〒515-0102 三重県松阪市松名瀬町530
TEL:080-1608-8591 FAX:0598-59-1014

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